大人になってから出会った児童書 <ファンタジー編その2>
大人になった今もファンタジー、特に長く続くシリーズ物作品は大好きです
大人になってから出会った児童書 ファンタジー編■
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魔法使いはだれだ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(野口絵美訳)徳間書店
多元世界が舞台となるファンタジー。どれも主人公は違いますし、それぞれの物語は独立していますが、大魔法使いクレストマンシーが登場するところが共通点。5冊のうちで特に好きなのは異世界への旅がナルニアの「魔術師のおい」を彷彿とさせる「クリストファーの魔法の旅」と、イタリアが舞台で、歌いながら呪文をかける場面がとても素敵な「トニーノの歌う魔法」。ちなみにクレストマンシーとは個人名ではなく、役職名です。私の感想は
コチラ。
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魔法使いはだれだ」「
クリストファーの魔法の旅」「
魔女と暮らせば」「
トニーノの歌う魔法」「
魔法がいっぱい」
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妖精王の月」O.R.メリング(井辻朱美訳)講談社
O.R.メリングはアイルランド生まれの作家で、ケルト色の濃い物語を書いている作家。「妖精の月」から始まるファンタジー5作はそれぞれに物語としては独立しているのですが、現代のアイルランドを舞台にしていたり、トゥアハ・デ・ダナーンの時代を舞台にしていたり、メーヴ女王とクーフーリンの時代と、様々なケルト神話を楽しむことができます。私の詳しい感想は
コチラ。
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妖精王の月」「
歌う石」「
ドルイドの歌」「
夏の王」「
光を運ぶ娘」