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このページは、金城一紀さんの本の感想のページです。

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「GO」講談社文庫(2005年5月読了)★★★★★お気に入り

少し前までの「杉原」は、朝鮮籍を持ち民族学校に通ういわゆる在日朝鮮人。しかし中学2年生の時、父親が突然ハワイに行くために韓国籍を取得したのをきっかけに、自分も韓国籍を取得。ハワイに行く代わりにその費用を日本の高校を受験するために使い、現在は都内の私立の男子高の3年生。しかし学校ではほとんど友達もおらず、入学式の3日後に初めて「挑戦者」を受けて以来、23戦無敗の男として過ごしていました。友人と言えるのは、初挑戦者だった「加藤」だけ。そんなある日、広域暴力団の幹部組員を父親に持つ加藤の、ロフト形式のクラブで行われた誕生日のパーティに出かけた杉原は、そこで「桜井」という女の子に出会います。

第123回直木賞受賞作。
国籍問題という重いテーマを扱いながらも、軽快でスピード感たっぷり。主人公の杉原が強調しているような恋愛(だけの)小説というわけではないと思うのですが、爽快な青春小説であることは確かですね。とにかく登場人物たちが魅力的。特に杉原の父がいいですね。杉原にとっては、越えなければいけない何よりも大きな壁。そしてその父親の熱さを受け継ぎつつも、クールさを併せ持った杉原自身。普段はただのはちゃめちゃな悪ガキぶりを発揮しているのですが、若い警官を殴り倒しておきながら意識が戻るまで傍にいるところなどもあります。ただ、儒教の教えが染み込んだ家庭で育った杉原のような人間が、いくら韓国籍になり、母親が強くなったからといって、自分も父親に殴りかかるようなことができるものだろうかという疑問は残りましたが、それでもやはりとて良かったです。
そしてこの作品を読んでいて、鷺沢萠さんの「君はこの国を好きか」を思い出しました。自分は一体何者なのか。…それは日本人として日本にいる限り、普段は何も考えなくても過ごしていくことができる問題。日頃から自分が日本人であることをきちんと意識している人間は、一体どのぐらいいるのでしょうか。しかしこれが「在日」と言われる立場の場合、たとえ日本で生まれ育ち、祖国には一度も行ったことがなく、日本語しか話せなくても、学校生活や社会生活を通して、または外国人登録証の指紋押捺を通して、自分が在日であることを否応なく認識させられることになります。これは日本人が海外に出た時に、自分が日本人であると実感させられるのとは、またまるで違う次元のはず。しかし「GO」と「君はこの国を好きか」という2つの作品は、同じように在日韓国人を主人公にもち、その主人公たちに自分自身のことを考えさせる物語なのですが、そのスタンスはまた全然違うのですね。「君はこの国を好きか」での主人公は、自分が韓国人であるにも関わらず、韓国のことに関してあまりに何も知らないのに気付いてショックを受け、韓国のことや自分のルーツをもっと深く知ろうとします。それに対して「GO」の杉原は、1点を深く掘り下げるのではなく、もっとグローバルな視野を持って国籍という括りから解放されたいと願っています。それでも1人で生きていけるわけではない以上、そこから逃れ切るのは不可能。国籍を変更することの容易さとその軽さに驚きながらも、杉原「日本国籍にはならない」という点で拘っていたり、国籍などどうでもいいとモンゴロイドのルーツを得々と説明したり、それでも桜井にはなかなか本当のことを言い出せないでいるのが、何だか切ないです。

P.63「ボクシングは自分の円を自分のこぶしで突き破って、円の外から何かを奪い取ってこようとする行為だよ。円の外には強い奴がたくさんいるぞ奪い取るどころか、相手がおまえの円の中に入ってきて、大切なものを奪い取っていくことだってありえる。」「円の中に収まってるほうが楽でいいぞ」


「レヴォリューションNo.3」講談社(2005年8月読了)★★★★★お気に入り

【レヴォリューションNo.3】…良家の子女が大勢通い、偏差値も美女占有率も高い人気の聖和女学院の学園祭が間近に迫り、僕たちは今年3度目となる潜入作戦を練ることに。
【ラン、ボーイズ、ラン】…最後の襲撃に参加できずに亡くなった板良敷ヒロシのお墓参りのため、ザ・ゾンビーズのメンバーは沖縄へ行く資金を貯めるのですが…。
【異教徒たちの踊り】…高校最後の夏休み。井上からかかってきた電話は、ストーカーに狙われている女子大生・吉村恭子のボディ・ガードの依頼でした。

表題作は、小説現代新人賞受賞作。
有名進学校が集まる新宿区に、陸の孤島のごとくたった1校だけ存在している典型的落ちこぼれ男子高の生徒たち。脳死と判定される血圧ほどの偏差値しかなく、近隣の高校からは「ゾンビ」と呼ばれる彼らですが、ドクター・モローこと、生物の米倉の「君たち、世界を変えてみたくはないか?」という言葉に「ザ・ゾンビーズ」を結成し、世界を変えるために動き出すことに。
ドクター・モローの言葉は、勉強のできる女の子の遺伝子を獲得しろということ、そのために努力しなければならないということ。最初にドクター・モローの「努力だ」という言葉を見た時は、どこか胡散臭いものを感じてしまったのですが、このストレートさが逆に彼らの心には届いていたのですね。 聖和女学院の学園祭に侵入するために、沖縄に行く資金を取り戻すために、ストーカーに狙われる女子大生を守るために、思わぬパワーを発揮することになります。
落ちこぼれの烙印を押された彼らでも、彼らなりに世界を変えることはできるのだという力強さ。これが爽快で、何とも気持ちが良かったです。元々が「勉強のできる女の子を獲得する」という動機であったとしても、頭の良い人間から見ればほんの小さい出来事かもしれなくても、それまで何もしようとしていなかった彼らにとっては、このパワーを発見できたというのがまさに革命的な出来事。彼らが全員でまとまった時に発生するパワーの力強さは本物ですし、勉強だけが全てではないことを体感することになります。仲間との連帯感、そしてやり遂げたという自信。その過程では、学歴や人種という差別、そして死を目の当たりにすることになるのですが、それが逆に「生きる」という単純な力強さを教えてくれるようです。
中2までは典型的な優等生だったのに、わけありな転校生に騙されて以来どんどん不良への道を進んでしまった「僕」こと南方。「マニーとピーニス」を武器に、本物のコスモポリタンになるべく頑張っている日本とフィリピンのハーフ(DNAは4カ国)・アギー。最後の襲撃に参加できないまま急性リンパ性白血病で亡くなるヒロシ。中学の卒業式にヤクザのスカウトマンが花束を持って待っていたという在日朝鮮人の朴舜臣。その他にも、信じられないぐらい引きの弱い山下や、家計のためにずっと印刷屋でバイトをしている萱野、ドクター・モローやマンキーといった教師など、それぞれに強烈な個性の持ち主で魅力的。「ギョウザ大好き!」「グラサン、外せやぁ!」など笑わずにはいられません。仲間たちの結束など、石田衣良さんのIWGPシリーズのようでもありますが、こちらは学校の場面が効果的に使われていますね。


「フライ、ダディ、フライ」角川書店(2005年8月読了)★★★★★お気に入り

東京生まれの東京育ちの47歳のサラリーマン・鈴木一は、大学の頃に知り合った妻・夕子と17歳になる娘・遥との3人暮らし。可もなく不可もない暮らしの中で、妻と娘の存在だけが誇りであり、守るべき宝であった鈴木ですが、ある日遥が怪我をして入院したことから、その意識が一変することになります。聖和女学院に通う遥は、二学期の期末試験の最終日に海南高校の石原という男とカラオケボックスに行き、個室で顔とおなかを殴られたのです。2度目に訪れた病院で遥にひどく拒絶され、ショックを受ける鈴木。そしてそんな鈴木の目の前のテレビの画面に現れたのは、高校総体でボクシングの優勝三連覇を狙っている、品行方正な努力家としての石原の姿。思わず包丁を持ち出し、海南高校を目指す鈴木。しかしそこで出会ったのは、高校2年生の南方、山下、板良敷、萱野、そして朴舜臣でした。そして成り行きから、舜臣に喧嘩の仕方を教わることに。

オチコボレ高校生集団「ザ・ゾンビーズ」第2弾。
今回は彼らが高校2年生の時の物語。しかし視点は彼らではなく、冴えない平凡な中年男・鈴木一に移ります。これが新鮮。客観的に見た南方のそつのない姿が新鮮ですし、あれほど引きが弱く、周囲に迷惑をかけまくっている山下が、それでも愛されている理由がこの作品で良く分かります。そして今回中心となる舜臣には、特に驚かされました。「レヴォリューションNo.3」では骨太に感じられていた舜臣ですが、今回ふとした拍子に垣間見せる少年らしい素顔や繊細さがいいですね。少年たちの体感している差別も、大人の目を通して見るとまた違った部分が見えてくるようです。しかも大人の視点になってはいますが、相変わらずのパワーとスピード感は健在。
娘が殴られるという事件がなければ、一生会うこともなかった人々、一生過ごすこともなかった時間、一生することもなく終わったであろう努力。始めは理不尽な思いばかりだった鈴木ですが、毎日のように腹筋に腕立て伏せ、グラウンドを走り、神社の石段を駆け上がり、ロープをよじ登るうちに身体が徐々に鍛えられていきます。しかし身体ばかり鍛えられても、鈴木の精神はなかなか追いつこうとはしません。身体に一足遅れて鍛えられる精神。もちろんイメージトレーニングなどの実践的なことも教わっているのですが、むしろ鈴木は舜臣という人間の生き様に学んでいるのですね。舜臣を始めとする彼らの受けている偏見や差別を見ながら、その精神はさらに大きく育っていきます。自分が何も知らなかったことを知り、そして何も知らずにきてしまったことを恥じ、しかしそのことを正面から受け止めて、そして最後の最後には父親の姿となることのできた鈴木の姿が良かったです。


「対話篇」講談社(2005年8月読了)★★★★

【恋愛小説】…「僕」は、大学時代に知り合ったある友人のことを思い出すたびに、14歳の頃初めて真剣に好きになった女の子のことを思い出します。
【永遠の円環】…抗ガン剤の打ち切りが決まって個室に移った「僕」は、脱走を試みますが失敗。しかし死ぬ前にどうしても殺さなきゃならない人間がいるのです。
【花】…ある月曜日の朝、急に意識を失った「僕」は、病院で脳の動脈瘤が大きくなっていると言われます。いつ爆発するか分からない時限爆弾のようなものだというのです。

他の金城作品と比べるととても静かな印象を受ける1冊。他の作品の特徴とも言えた躍動感はすっかり影を潜め、物語は淡々と進んでいきます。ここに収められた3編のモチーフは「死」や「別れ」。そしてここで印象的だったのは、相手が生きていても会わなければ、それは「死」と同じだということ。それは「恋愛小説」に登場する「彼女」の言葉によって語られるのですが、これは非常にインパクトが強かったです。しかし確かにその通りですね。
人間もある程度年を取れば、いつか訪れる「死」を否応なく意識させられると思うのですが、ここで「死」の対象となるのは、まだまだ「死」と縁がないような若い人間たち。そして自分の死を悟った彼らは、そのことに関して「対話」をすることになるのですが… これほど周囲に人間が沢山いても、何かがあった時に、それを聞いてくれる人間、そして言って欲しい言葉を言ってくれる人間というのは、本当にごく僅かしかいないのでしょうね。切ないです。
この3編の中で私が特に気に入ったのは「花」。ドライブを通して2人の人生が交錯し、様々なことが語られていきます。対面に座るのではなく、車の中で並列で座っているからこそ、こんな風にお互いに素直になれるのかもしれませんね。切なく、しかし温かく、そして爽やか。とても素敵な物語です。そして3編の舞台となる時代はそれぞれ違いますが、共通する人物が登場。物語は「SPEED」へも繋がっていきます。

P.50「いくら親しい人がいたとしても、会わなくなったらその人は死んじゃうのよ」
「人はみんな死んじゃうでしょ?だから、会わなくなった人は死んじゃうのとおんなじなのよ。たとえ思い出の中で生きていてもね。いつの間にか死んじゃってるのよ」


「SPEED」角川書店(2005年8月読了)★★★★★

聖和女学院の1年生・岡本佳奈子は、家庭教師の上原彩子が突然自殺したことに驚き、実は自殺ではなくて何者かに殺されたのではないかと疑います。彩子と佳奈子は、ある1つの約束をしており、彩子は守れない約束など決してしない性格だったのです。彩子の通っていた永正大学に、以前紹介されたことのある中川を訪ねる佳奈子。しかし中川は、彩子は確かに自殺だと説明します。彩子の自殺の場に、中川も居合わせていたのです。しかしその帰り道、佳奈子は自宅付近で怪しい男たちに襲われて…。そしてそこに現れたのは「救世主」たちでした。

オチコボレ高校生集団「ザ・ゾンビーズ」第3弾。
今回はゾンビーズの面々は高校3年生。しかし主人公は、「フライ、ダディ、フライ」に引き続き、外部の人間です。聖和女学院の1年生の岡本佳奈子。しかし女の子が主役でも、基本的な展開は、「フライ、ダディ、フライ」と一緒。あまりに同じ展開なので、逆に驚いてしまうほどです。それでも前回の中年男の鈴木に対して今回は女子高生の佳奈子ですし、しかも佳奈子はゾンビーズ憧れの聖和女学院の生徒。また違った爽快感があります。それにおそらく今までは優等生として何の疑問も持ったことのなかった佳奈子がその殻を破り、新しい世界を知っていくところが気持ち良いです。佳奈子に「あんたたち、やっぱりおかしいわよ」と言われて、いっせいに不敵な笑みを浮かべる南方たちも、相変わらず素敵ですね。
今回は女性が主人公のせいかアギーも前面に出ていて、「レヴォリューションNo.3」で南方が「抱かれてもいいかも」と何度も思っているのに対し、今回は佳奈子が頬に手を当てられただけで失神しそうになっているのが、また可笑しかったです。 アギーのフェロモンは、本当に相当凄そうですね。そして今回初登場のアギーのママも素敵でした。

P.88「おまえはもう俺たちの仲間だろ。自分のことは自分でやれよ。甘えるな」
P.176「当分のあいだは頭で納得できても心で納得しなかったら、とりあえず闘ってみろよ。こんなもんか、なんて思って闘いから降りちまうのは、ババアになってからでいいじゃねぇか」


「映画篇」講談社(2007年8月読了)★★★★★お気に入り

【太陽がいっぱい-Plein Soleil】…デビュー小説の映画化が決まり、プロデューサーに招かれて製作現場を訪ねた「僕」は、中学以来会っていなかった永花(ヨンファ)に声をかけられて驚きます。
【ドラゴン怒りの鉄拳-精武門】…2月に夫が自殺、1人残された「わたし」。久しぶりに電話線を繋ぐと、掛かってきたのはレンタルビデオ屋からの滞納の連絡でした。
【恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルー・ロマンス-Frankie & Jonny or True Romance】…隣の席に座っている石岡に一番好きな映画は何かと聞かれ、「フランキーとジョニー」と答えた「僕」。どんな話なのか聞かれて答に詰まった「僕」は、授業中にノートに映画のストーリーを書き、石岡に渡します。
【ペイルライダー-Pale Rider】…夏休み最後の日。友達のカメちゃんと一緒にレンタルビデオ屋に行ったユウは、帰りに中年女性ライダーと出会います。
【愛の泉-Three Coins In The Fountain】…祖父の一周忌の席で、いつも無敵な祖母の「大丈夫オーラ」が消えかかっているのを感じた孫5人は、祖母が祖父との初デートで見に行ったという映画を大スクリーンで見せる計画を立て始めます。

全ての話に共通するのは、8月31日に区民会館で上演された「ローマの休日」。それぞれの物語の登場人物たちが、それぞれの想いを胸に「ローマの休日」を同じスクリーンで観ることになります。「ローマの休日」以外にも、5編はそれぞれにリンクし合っており、全部読み終えた時、根底にあった1つのドラマが見えてくるというつくり。そのドラマはとても重いもの。しかし5つの物語を締めくくる「愛の泉」がとても暖かい物語なので、読後感には幸せなものが残ります。最後まで読んで、最初の「ローマの休日」上映会のポスターに戻ると感慨深いものがありますね。この5編の中で私が一番気に入ったのは、「ドラゴン怒りの鉄拳」。「愛の泉」もいいのですが、浜石教授の口癖「easy come, easy go」が効いているのか、少し冗長な印象もありました。いずれにしても、ゾンビーズシリーズのようにページをめくる手が止まらないという感じではなく、何度も前に戻って読み直してみたり、ゆっくりじっくり楽しめた作品でした。
そして題名通り、映画がとにかく沢山登場します。公式サイトによると全部で96本の題名が挙がっているのだそう。金城一紀さんは本当に映画が好きな方なのでしょうね。「太陽がいっぱい」に登場する作家が金城一紀さんご自身かとも思ったのですが、案外心で映画を撮りたいと思った「ドラゴン怒りの鉄拳」の鳴海なのかもしれません。ただ、1つ題名が書かれていなくて気になった映画がありました。金持ちでインテリの主婦がアラブ系の労働者階級の若者と不倫し、やがてアラブ系の若者は差別のために殺されてしまうというフランス映画。作中に何度も登場するのですが、これだけは題名が不明です。実在する映画なのでしょうか? カンヌか何かの国際的な映画賞を取っており、著名人や文化人が好きな映画としてよく名前を挙げるという映画なのだそうですが…。「トップガン」(日本では1986年12月公開)と同時期に日本で公開しているので、その時期に日本で公開された映画を探してみたのですが、当てはまりそうな作品は見当たりませんでした…。そして「愛の泉」の肝心の問題の映画こそが、「愛の泉」なのでしょうね。

登場する映画タイトル:
「太陽がいっぱい」…「太陽がいっぱい」「大脱走」「ドラゴン怒りの鉄拳」「酔拳」「荒野の七人」「戦場にかける橋」「ゴジラ」「シンシナティ・キッド」「風と共に去りぬ」「死亡の塔」「太陽はひとりぼっち」「龍拳」「スターウォーズ-ジェダイの復讐」「トップガン」「ローマの休日」「ジュニア・ボナー」
「僕」と龍一の殿堂入り映画…ブルース・リーとジャッキー・チェンとマックィーンの映画全部、「ロッキー」「ロッキー2」「マッドマックス」「ニューヨーク 1997」「スターウォーズ-帝国の逆襲」「カリオストロの城」「蘇える金狼」「アルカトラズからの脱出」「13日の金曜日」「ハロウィン」「シャイニング」「グロリア」「戦争の犬たち」「ブルース・ブラザーズ」「ワイルド・ギース」「ロンゲスト・ヤード」「チャンプ」「ダーティ・ハリー」「ジャッカルの日」「スーパーマン」「ワイルドバンチ」「エクソシスト」「オリエント急行殺人事件」「エマニエル夫人」「グローイング・アップ」「がんばれ!ベアーズ」「暁の7人」「オデッサ・ファイル」「猿の惑星」「カプリコン・1」「ジャガーノート」「セルピコ」「突破口!」「ジャグラー-ニューヨーク 25時」「フレンチコネクション」「ゾンビ」「ナバロンの要塞」「大列車作戦」「第十七捕虜収容所」「スティング」「ミスター・ブー」「片腕ドラゴン」「ロイドの要心無用」「ローレル&ハーディの天国二人道中」「天国から来たチャンピオン」「鷲は舞い降りた」「特攻大作戦」「ポセイドン・アドベンチャー」「ジョーズ」「タクシー・ドライバー」「駅馬車」「アラビアのロレンス」「ベン・ハー」「夜の大捜査線」「暴力脱獄」
「ドラゴン怒りの鉄拳」…「フライング・ハイ」「去年マリエンバートで」「キングピン-ストライクへの道」「LOVE GO GO」(「ドラゴン怒りの鉄拳」)「パットン将軍最後の日々」「エレファント・マン」(「がんばれ!ベアーズ」「ローマの休日」)
「恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルーロマンス」…「恋のためらい-フランキとジョニー」「トゥルーロマンス」(「ローマの休日」)
「ペイルライダー」…「ペイルライダー」「悪魔のいけにえ」「ナインハーフ」(「アラビアのロレンス」)「トゥームレイダー」(「ローマの休日」「大脱走」)
「愛の泉」…「愛の泉」「ゴッドファーザー」(「ローマの休日」)「となりのトトロ」「ベストキッド」「最終絶叫計画」「フィラデルフィア」「天空の城ラピュタ」「ローリングサンダー」「キル・ビル1」「キル・ビル2」「ジャスティス」「ニューシネマパラダイス」「ショーシャンクの空に」(「ローレル&ハーディの天国二人道中」)「雨に唄えば」「スターウォーズ」「プロジェクトA」

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