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このページは、アルジャナン・ブラックウッドの本の感想のページです。

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「王様オウムと野良ネコの大冒険」ハヤカワ文庫FT(2006年12月読了)★★

ケント州にあるアーサー大佐の屋敷には、動物好きの夫人や13歳の娘・モリーのために常に沢山の動物が飼われていました。西アフリカ産灰色オウムとも王様灰色オウムとも呼ばれる、灰色に赤い羽毛の混ざったオウム・ダッドリーもその一員。そしてこのダッドリーと一番仲が良いのは、つい最近屋敷に紛れ込んできたばかりの頭の平べったい赤毛のネコ・ギルデロイ。本来天敵同士のオウムとネコにも関わらず、彼らはお互いに友情を感じていたのです。そしてある朝、ダッドリーとギルデロイは屋敷を出て冒険の旅に出ることに。行き先をロンドンに決めて、早速汽車に乗り込みます。(「DUDLEY & DILDEROY-A NONSENSE」相沢次子訳)

怪奇幻想文学の大家として知られるブラックウッドの異色作だそうなのですが、動物物は苦手なので、どうしても話の中に入れないまま終わってしまいました。ダッドリーとギルデロイにも何か寓話的な象徴があったのかもしれませんが、そこまでは読み取れず仕舞いです…。

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