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ミヒャエル・ゾーヴァの絵は映画「アメリ」でも有名になりました
本の中の挿絵として見る時と、絵だけで見る時の印象が変わります

ミヒャエル・ゾーヴァ挿画作品■
ちいさなちいさな王様」アクセル・ハッケ著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(那須田淳・木本栄訳)講談社(1996/10)

ある日ふらりと「僕」の部屋にやって来た、人差し指ぐらいの大きさしかない小さな王様の物語。表向きはとても可愛らしい本のようにも思えるのですが、意外と哲学的な内容に驚かされます。果たして、生まれた時に既に全ての知識を持ち何でもできる状態から、身体が徐々に小さくなり色々なことを忘れていく王様と、何も知らない状態で生まれ、日々学んでいく人間のどちらが幸せなのでしょうか? 私の詳しい感想はコチラ

思いがけない贈り物」エヴァ・ヘラー著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(平野卿子訳)講談社(1997/11)

クリスマスの日、人形が1つ手元に残ってしまったサンタ・クロースが、その人形を受け取るべき子を探して、1人ずつ訪ね歩く物語。贈り物はやはり受け取るべき人間が受け取らなければなりませんね。その人に合っていない贈り物は、受け取る人も受け取られる贈り物もどちらも可哀想です。私の詳しい感想はコチラ

キリンと暮らす、クジラと眠る」アクセル・ハッケ著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(那須田淳・木本栄訳)講談社(1998/07)

帯の言葉は、「ひとと動物たちとのパートナー学」。キリンやペンギンのような人気の動物から、ミミズやゴキブリのような到底人気とは言えない虫などまで、幅広く様々な動物を取り上げて考察していく本。皮肉まじりの視線が暖かくて楽しいです。私の詳しい感想はコチラ

エスターハージー王子の冒険」イレーネ・ディーシェ&ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(那須田淳・木本栄訳)評論社(1999/10)

オーストリアでは有名なエスターハージー伯爵家に生まれたエスターハージー王子は、伯爵の言いつけで自分よりも大きなお嫁さんを探すために外国に旅に出ます。地元にいる時は有名な伯爵家の一員でも、外に出てしまうと1匹のウサギ。そんなエスターハージー王子がとても可愛いのです。私の詳しい感想はコチラ

魔笛」ミヒャエル・ゾーヴァ絵(那須田淳訳)講談社(2002/06)

未読

クマの名前は日曜日」アクセル・ハッケ著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(丘沢静也訳)岩波書店(2002/06)

「日曜日」という名前をつけられたクマのぬいぐるみと「ぼく」。いつでも一緒にすごしているけれど、「日曜日」は本当にぼくのことを好きでいてくれるのかな? 立場が入れ替わる夢を通して、「ぼく」と「日曜日」はお互いを理解し合うことになります。私の詳しい感想はコチラ

エーリカ あるいは生きることの隠れた意味」エルケ・ハイデンライヒ著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(三浦美紀子訳)三修社(2003/11)

未読

冷蔵庫との対話-アクセル・ハッケ傑作集」アクセル・ハッケ著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(諏訪功訳)三修社(2004/04)

新聞に掲載されていたアクセル・ハッケのコラムを本にまとめ、表紙にミヒャエル・ゾーヴァの絵を添えたたもの。ミヒャエル・ゾーヴァの絵が表紙にしかないのが残念なのですが、読んでいると、ミヒャエル・ゾーヴァならどのような絵をつけたのだろうと想像が膨らみます。私の詳しい感想はコチラ

ヌレエフの犬-あるいは憧れの力」エルケ・ハイデンライヒ著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(三浦美紀子訳)三修社(2005/06)

未読

少年のころ」ミヒャエル・ゾーヴァ絵(那須田淳・杉浦範茂訳)小峰書店(2005/06)

未読

プラリネク-あるクリスマスの物語」アクセル・ハッケ著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(三浦美紀子訳)三修社(2005/11)

未読

怖るべき天才児」リンダ・キルト著 ミヒャエル・ゾーヴァ絵(高島浩訳)三修社(2006/11)

未読


ミヒャエル・ゾーヴァ画集・解説作品■
ゾーヴァの箱舟」ミヒャエル・ゾーヴァ絵(訳)BL出版(1998/05)

アクセル・ハッケやエヴァ・ヘラーらの本に描いたミヒャエル・ゾーヴァの挿画を集めた画集。文章のない、絵だけの状態で見ると、思っていたよりも暗い絵ですし、意外とシュールでブラック。挿画として見ている時とはまた違った印象があります。私の詳しい感想はコチラ

ミヒャエル・ゾーヴァの世界」ミヒャエル・ゾーヴァ絵(那須田淳・木本栄訳)講談社(2005/06)

広告やポスター、そしてポストカードの仕事から、本の挿画を手掛けるようになり、オペラ「魔笛」の美術監修、映画「アメリ」への参加で活動の場をさらに広げたミヒャエル・ゾーヴァが、自作や自分自身について語った文章。未発表のものを含めて45点の作品が収められた画集です。私の詳しい感想はコチラ

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