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子供の頃大好きだった本 <絵本編その1>
幼稚園前から十分楽しめる本ばかりなのではないかと思います
実は絵本はあまり覚えていないので、今でも家にある物を載せてみました

子供の頃大好きだった本 絵本編その1■
ぐりとぐら」中川李枝子・大村百合子 福音館書店

「ぐりとぐら」のシリーズは、たくさん出ていますね。「ぐりとぐらのえんそく」「ぐりとぐらのおきゃくさま」「ぐりとぐらのかいすいよく」「ぐりとぐらとくるりくら」「ぐりとぐらとすみれちゃん」「ぐりとぐらのおおそうじ」… 子供の頃に読んでいたのは最初の3冊だけですが、一応全部読んでいます。絵本を卒業したら、シリーズを丸ごと楽しむための「ぼくらのなまえはぐりとぐら」という本も。

そらいろのたね」中川李枝子・大村百合子 福音館書店

「ぐりとぐら」のお2人の描かれた別の絵本。模型飛行機で遊んでいたゆうじが、きつねからもらったのは、「そらいろのたね」。早速植えたそのたねからは、小さなおうちが生えてきて…。このおうちが生えるという発想がなんとも楽しいですね。ぐりとぐらも、ちらっと絵で登場しています。

だるまちゃんとてんぐちゃん」「だるまちゃんとだいこくちゃん」加古里子 福音館書店

だるまちゃんシリーズもたくさん出ていますが、私が一番好きなのはこの2冊。「だるまちゃんとてんぐちゃん」では、だるまちゃんをいつも助けてくれるお父さんのだるまどんがいい味を出していますし、「だるまちゃんとだいこくちゃん」では、何といってもうちでのこづちが素敵なのです。思わず欲しくなってしまいます。

ぐるんぱのようちえん」西内ミナミ・堀内誠一 福音館書店

一人ぼっちのぞうのぐるんぱが働きに出ることになります。クッキーを作ったりお皿を作ったり靴を作ったり。しかしぐるんぱが作る物は、どれも大きすぎるのが難点。どこもかしこもクビになってしまいます。
たくさん子供がいるお母さんと出会う場面が好きです。そして最後の場面がとても楽しそうで、こちらまで嬉しくなってしまいます。

たろうのおでかけ」村山桂子・堀内誠一  福音館書店

お友達のまみちゃんの誕生日。お祝いに行くことになったたろうは、プレゼントを持って大急ぎで出かけます。
お話ももちろんですが、堀内誠一氏の絵もとてもポップで可愛いのです。改めて見て見ると、小さな子供に交通マナーを教えるのにもぴったりの絵本でした。

ありこのおつかい」石井桃子・中川宗弥 福音館書店

アリのありこはおばあさんのところにおつかいへ。しかし途中、道草をくったために、カマキリに食べられてしまうことに。しかしカマキリはムクドリに、ムクドリはヤマネコに、ヤマネコは…。どんどん飲み込まれていくのが楽しい絵本。水彩画のような柔らかいタッチの絵も素敵で、特にクマの誕生日のご馳走の場面が好きでした。

ふしぎなえ」安野光雅  福音館書店

安野さんといえば、「旅の絵本」の方が有名かと思いますが、これは私が幼稚園の頃に大好きだった絵本。文字はなく、まるでミュシャの騙し絵のような不思議な絵がたくさん。階段を上がっていると思えば、いつの間にか下がっていたり… 見ていて飽きなかったです。文字はありません。「さかさま」「ふしぎなさーかす」も。

わたしのワンピース」西巻茅子  こぐま社

空から降ってきた1枚の真っ白な布で作ったワンピース。花畑を歩けば花模様に、雨が降れば水玉模様になるこのワンピースの話は、とても夢があって素敵です。改めて読んでみると、最初のパターンのままずっといくのかと思いきや、鳥が登場する辺りからは流れるように展開していたのですね。なんとも上手いです。

シナの五にんきょうだい」クレール・H・ビショップ/クルト・ヴィーゼ(かわもとさぶろう訳)瑞雲舎

シナに住んでいる5人の兄弟。海の水を飲みほすことができたり、鉄のように固い首を持っていたり、どこまでも足をのばせたり、火の中でも平気だったり、いつまでも息をとめておくことができたり… なんとも愛嬌のある絵に、ユーモラスな話。こういう話が私の童話好きを育てたのでしょう。

どろんこハリー」ジーン・ジオン/マーガレット・ブロイ・グレアム(わたなべしげお訳)福音館書店

夢中になってどろんこ遊びをしているうちに、黒いぶちのある白い犬だったはずのハリーは、白いぶちのある黒い犬になってしまいます。家に帰ってきても、誰もハリーのことを分かってくれないから大変… お風呂に入らなくっちゃ!
改めて見ると、ハリーの家族がいかにもアメリカらしいです。この物語はシリーズになっているようですね。「うみべのハリー」「ハリーのセーター」など。

Peter Pan (Walt Disney's Classic Editions) James M., Sir Barrie

父親のアメリカ土産でもらった本。その時に一緒にもらった「不思議の国のアリス」「マザーグース」も、ボロボロですがまだ大切に持っています。当然英語は全く読めませんでしたが、絵を眺めているだけでも楽しくて大好きでした。

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